洗顔してるのに肌が荒れる…その理由
「丁寧に洗っているのに、なぜか肌の調子が悪い」
「しっかりすすいでいるのに、乾燥や毛穴が目立つ」
「朝晩、ちゃんと洗顔してるのにニキビが治らない」
初めてサロンにお越しになるお客様から、このようなお悩みを伺うことがとても多いです。
実際の肌を見てみると、その多くは“洗顔のしすぎ”によって肌のバリア機能が弱まっている状態。
スキンケアに手をかけているからこそ、「なぜ?」と戸惑うお気持ちも、よくわかります。
でも、もしかしたら、その“頑張りすぎ”が、肌を疲れさせているのかもしれません。
実は「洗顔しすぎ」が肌トラブルの原因?
私自身も10代のころ、重度のニキビや毛穴の詰まりに悩んでいました。
皮膚科に通い、高額なスキンケアを試しても良くならず、「もっとちゃんと洗わなきゃ」と思い込んでいたのです。
手のひらで時間をかけて泡立て、そっと優しく丁寧に洗い、何十回もすすぐ。
それでも肌は良くなるどころか、むしろ乾燥し、敏感になり、スキンケアを重ねるほど悪循環に。
思い切って洗顔をやめてみたとき、初めて肌がラクになりました。
「肌にいいことをしているつもりで、実は肌を疲れさせていた」——それが私の大きな気づきでした。
そして同じような状況にいる方が、実はとても多いのです。
夜のケアは“洗顔しない”という選択肢も
「洗顔=肌にいいこと」と信じている方はとても多いのですが、夜のスキンケアにおいては、必ずしも「洗顔剤」が必要とは限りません。
夜、私たちの肌に残っているのは主に「油性の汚れ」。
たとえばファンデーションや日焼け止め、皮脂などです。
これらは基本的にクレンジングで十分に落とすことができます。
ところが、クレンジングのあとにさらに洗顔料で二度洗いしてしまうと、肌に本来必要なうるおいまで取り除いてしまい、結果として乾燥やバリア機能の低下を招いてしまうことも。
サロンでは、肌状態によっては「夜も朝も、クレンジングだけで終える」という方法をご提案することがあります。
一見シンプルすぎるように思えるかもしれませんが、過剰な洗顔を手放した途端に肌の調子が良くなる方が、本当にたくさんいらっしゃいます。
クレンジングで“やさしく落とす”という発想
クレンジングというと、「しっかり落とす」「強い成分でメイクを溶かす」といったイメージを持たれる方もいるかもしれません。
でも本当に大切なのは、“やさしく落とす”という発想です。
・クレンジングはゴシゴシこすらず、手のひら全体でなじませる
・肌を引っ張らないよう、なでるようにやさしく
・すすぎはぬるま湯で手早く(熱すぎるお湯は乾燥の原因)
当サロンで使用・ご提案している「ガーデンコスメティック」のクレンジングは、肌に必要なうるおいを守りながら不要な汚れだけを取り除く設計。
施術後にお渡ししているホームケアアドバイスの中でも、クレンジングの使い方は特に丁寧にお伝えしています。
「肌は削らない。守るもの。」という考え方が、クレンジングには一番大切だと私は思っています。
肌の未来を変えるために、今日からできること
夜のスキンケアを見直すことで、肌が落ち着いたり、乾燥がやわらいだりする方は少なくありません。
だからこそ、もし今のあなたが
・肌の乾燥がなかなか治らない
・高い化粧水を使っても満足できない
・毛穴やニキビが長引いている
そんなお悩みを抱えているなら、「洗顔しすぎていないか?」を、ぜひ一度見直してみてください。
肌は本来、とてもかしこく、すこやかに生まれ変わろうとしています。
それをサポートするのがスキンケアであり、エステティックの役割です。
だからこそ、「足すより、引く」——そんなケアの考え方が、未来の肌を守ることにつながるのです。
肌のお悩み、ひとりで抱えないでください
「エステってちょっと緊張する…」そんなあなたへ。
当サロンは、赤羽で35年、肌と心の両方に寄り添ってきたプライベート空間です。
初めての方には、100分の体験コース(通常11,000円 → 3,300円)をご用意しています。
ご説明・ご提案はさせていただきますが、無理な勧誘は一切ありませんのでご安心ください。
肌のお悩みは、誰かに話すだけでも心が軽くなるものです。
「洗顔の見直し」から、肌も気持ちもすこやかに整えていきませんか?
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