「最近、肌の乾燥が気になる…そんな風に感じることはありませんか?」
年齢を重ねるごとに、肌の潤いが失われやすくなり、乾燥が進行すると様々な肌トラブルの原因となります。この記事では、年齢肌の始まりである「乾燥」に焦点を当て、今すぐ始められる潤い習慣のコツをご紹介します。
年齢肌の始まりは「乾燥」から
年齢による肌の変化。その最初のサインとして、多くの方が実感されるのが「乾燥」です。乾燥が進むと肌のバリア機能が低下し、外からの刺激に弱くなってしまいます。その結果、シミ・シワ・たるみなど、いわゆる“年齢肌”のトラブルが次々と表れてくるのです。
お客様には、「乾いたパンは焦げやすいけれど、しっとりしたパンは焦げにくい」という例えで、肌の潤いの大切さをお話しています。潤いのある肌は、外的刺激を跳ね返す“しなやかさ”を持ち合わせており、トラブルに強い状態を保つことができます。
潤い不足が引き起こす肌トラブル
乾燥がもたらす影響は、見た目の印象だけに留まりません。肌の構造そのものに変化を及ぼし、以下のような不調の原因となります。
- 肌のカサつきや粉ふき
- ファンデーションのノリが悪くなる
- 小ジワが目立ちやすくなる
- 赤みやかゆみなどの炎症
- くすみ・透明感の低下
特に40代以降は、皮脂量の低下とターンオーバーの遅れが重なることで、潤いの保持力が下がります。つまり、「何もしなければ自然に潤う」時代は終わり。意識して潤す習慣こそが、美肌の鍵になります。
今すぐ始めたい潤い習慣のコツ
乾燥対策と聞くと「とにかく保湿を増やせばいい」と思いがちですが、実は“やり方”こそが結果を左右します。ここでは、当サロンでもおすすめしている習慣をご紹介します。
クレンジング中心のスキンケア
「乾燥対策=洗顔料をしっかり泡立てる」そう思っていませんか? 実は、乾燥を加速させているのは洗顔である場合も多いのです。
当サロンでは「クレンジング中心主義」を大切にしています。汚れは落とすべきですが、肌に必要な皮脂や常在菌を奪ってしまっては逆効果。肌に優しいオイルやジェルタイプのクレンジングを使い、朝は水洗いのみ、夜は丁寧にクレンジングするだけでも、肌は大きく変わります。
保湿ケアの基本ステップ
潤いを肌に届け、そして逃がさないための基本ステップは以下の通りです。
- 化粧水で水分をしっかり届ける
→たっぷり使い、ハンドプレスでなじませます。 - 美容液で栄養と保湿成分をプラス
→肌悩みに合わせてセレクトするのがポイントです。 - 乳液やクリームでフタをする
→油分が蒸発を防ぎ、うるおいを閉じ込めてくれます。
高価なアイテムを使うよりも、「正しい順番」「肌になじむ量」「こすらない丁寧さ」の3つを意識することが大切です。
生活習慣の見直しで内側から潤いを
外側のケアだけでなく、内側から肌の潤いを育てる習慣も忘れてはいけません。
- 睡眠時間は7時間以上が理想
肌の再生は夜10時〜深夜2時に活発になります。 - 水分をこまめにとる
喉が渇いてからでは遅いため、1日1.5〜2リットルを目安に。 - 乾燥を助長するカフェイン・アルコールのとりすぎに注意
- 栄養バランスの整った食事
ビタミンA・C・Eやオメガ3系脂肪酸は肌に潤いを与える栄養素です。
肌は身体の一部です。生活の質を整えることで、表面の潤いにもつながっていきます。
まとめ:潤い習慣で年齢肌に負けない肌へ
年齢を重ねると、乾燥は避けて通れない課題です。でも、それは「潤いを守る意識を持つきっかけ」でもあります。
乾燥を放っておかず、クレンジングの見直しや保湿の工夫、生活習慣の見直しから一つずつ取り組んでいくことで、肌の印象は確実に変わっていきます。
肌のお悩みは一人で抱えず、ぜひお気軽にご相談ください。
赤羽で35年、お一人おひとりに丁寧に向き合うサロンです。
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